証券決済革命

日本の証券決済制度改革は2000年頃に本格化した。15年の歳月を経てDVPは実現し、STPは幅広く普及した。そして、今まさにその最終ステージに差し掛かり「証券決済革命」の時代を迎えている。

日本の証券決済制度改革の経緯において、以下の4点は重要なマイルストーンであった。

  1. RTGSと照合システムの構築、STPの普及(2001年)
  2. 証券保管振替機構の拡充と株式会社化(2002年)
  3. CCPの設立とDVP決済の進展(2002-3年、2007年)
  4. 株券の電子化(2009年)

現在の日本における「証券決済革命」の残された課題は、以下の5点に集約される。

  1. 国債、株式等の決済期間短縮化への取り組み
  2. 清算機関(CCP)の機能拡充、利用拡大、連携・統合への取り組み
  3. 証券決済機関(CSD)の機能拡充
  4. 市場参加者におけるSTPの加速
  5. クロスボーダー証券決済の円滑化

証券決済システム高度化の経緯

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セレントは、こうした日本の証券決済革命の動向を基軸に、金融業界のレガシー&エコシステムマイグレーション、イノベーション、そしてエマージングテクノロジーの可能性をレポートしている。

本証券決済革命シリーズにご期待下さい。