IoT時代の保険会社

モノのインターネットは保険会社のビジネスのやり方を大きく変化させる。
だが、その変化はどのような速さで、どの程度なのだろうか?

  • 保険料の引き下げや、リスクコストの削減という保険契約者にとっての価値
  • 損失コストやその他のリスクコストの削減という保険会社にとっての価値
  • モノのインターネットの創造・維持・利用にかかるコスト

モノのインターネットは、保険分野の価値連鎖のあらゆる部分を変化させる。
たとえば、以下の基本的な保険業務プロセスへの影響度はどうか?

  • 商品設計
  • 保険料設定
  • 保険引受
  • 契約者サービス
  • 保険金請求

やがて、損失の減少に比例して保険料も引き下げられる、それは必然的に…

  • 保険業界は規模縮小戦略に転換する?
  • 保険料を大幅に引き下げることになった場合には、経済全体における保険会社の役割縮小を受入れる?
  • モノのインターネットにおける損失削減という役割に注力、そこに代替の収入源を見つける?

セレントは、こうしたIoT (Internet of Things:モノのインターネット)時代の保険会社に、テクノロジー活用をドライブする枠組みを提唱(1) している。

そこでは、
IoTの3 つの構成要素、すなわち、

  1. ネットワーク接続されたセンサーがついたモノ
  2. データストア
  3. 分析エンジン と、

IoTが生み出す3 つの価値、すなわち、

  1. 社内外の現状に関するデータや情報
  2. アナリティクスにより導かれる結論
  3. フィードバックおよび管理プロセス

を、明快に位置づけている。

 

Fig1. セレント IoTフレームワーク

IoTフレームワーク

 

(1) IoT / IoE 、デジタル戦略に関する以下のセレントレポートを推奨する